シンチャオ
我が名はセプテンバー
今宵はベトナムにあるお菓子について紹介しよう。
お菓子といっても今回紹介するのは
ベトナムに根付く伝統なお菓子だ。
最近は外国からの食品が多く参入し、
スーパーやコンビニでは日本で見たことのあるスナックも
気軽に買えるようになってきた。
プリング◯スやME◯JIのチョコレートなど外国のお菓子も
ベトナム人の人々に親しみやすいお菓子となってきている。
だが、しかしだな。
おいベトナム人
自分の故郷の味を忘れるでないぞ。
ベトナムで生産されているお菓子も決して!プ◯ングルスに引けはとらん!
さあ、前置きはここまでにして紹介を始めよう。
まずはこいつだ。
「BANH DAU XANH(バイン ダウ サン)」
日本語でいうとガイドブックには緑豆ケーキと表記されていること が多い。
箱を開けると中身は小さい箱で小分けに入っている。
大きさにもよるが、例えばこの箱は1箱18個入り。
バラマキ土産としては最適かもしれない。
実際は、「豆」のケーキというには少々不思議な食べ物だ。
小箱の中身は、 これまた粉状の角砂糖のような形のケーキが入っている。
実際に食べてみると口に入れた瞬間に形がなくなり、 粉状へ変わり口の中の水分を瞬時に奪い取る。
飲み物など水分を摂取できる環境でなければ食べることのできない 、南国の食べ物とは思えない代物だ。
ただ、味は日本人に馴染みの深い、「キナコ」 という食べ物に似ているらしい。
だから食べると懐かしい味に感じることがあるようだ。
スーパーやお土産屋では案外安く売っている傾向にあるのでぜひ試 してみたらいい。
場所にもよるが30,000VND〜40, 000VND(150〜200円)程度で取引されていることが多いぞ。
さ、次だ。
次に紹介するのは
「YEN NHUNG(イェン ニュン)」
こいつもスーパー、お土産屋など様々な所に置いてあるお菓子だ。
ピーナッツやごまなどをキャラメルや飴で固めたタネを味のないライスクッキーで挟んだ食べ物だ。
甘いものが苦手な者には少し堪えるかもしれないが、サクサク感とキャラメルの甘さが癖になる。
ちなみに、
1袋に2個半(1個だけ方面にのみライスクッキーがついてる)という奇妙な組み合わせなのだが、
その独特な文化も味わいが加わり昔から根ずく人気の秘密なのかもしれない。
個人的には黒ごまが甘さ控えめでおすすめだ。
ただ、たまに顎を砕かんとする硬さを持つ場合があるから気をつけろ。
製造者のイタズラなのか知らんが味や硬さは統一してほしい。
値段はローカルお菓子にしては少し高め60,000VND〜70,000VND(300〜350円)程度だ。
最後はこれだ。
「ICHI(イチ)」
子どもだけでなく大人にも人気で、コンビニ、 スーパーなどどこにでも置いてあるお菓子
小さく小分けになっており、家族でも分けたり、 お一人様でも晩酌のお供にできる。
まさに庶民の味、と言ったところか。
値段もかなりお手頃20,000VND〜30,000VND(100〜150円)だ。
丸いお盆状の形、 サクサクとした食感にハチミツと醤油を足したような甘塩っぱい風 味。
固すぎない絶妙な噛みごたえが人気の秘密だという。
しかし、 こいつは特に古くからあるベトナムのお菓子という訳ではない。
実は日本と深く関わりがあるお菓子だ。
何を隠そう・・・
もう気づいている勘の鋭い奴もいるかもしれないが
こいつは日本風のお菓子だ
日本にも「センベイ」というお菓子があるらしいが
それだ
だた、その「センベイ」ほどは硬くないから食べやすいと評判のようだ。
こいつは「カメダセイカ」という会社が作っている。 なにやら日本では有名らしいな。
ま、我輩の知ったところではない。
だが外国企業のお菓子がここまで絶大な人気を得るのは、 かなりすごいことだ。
まったく。感心させられる。
しかし、こんな人気を得るまでかなりの苦労があったらしい。
詳しく説明するとブログどころでは書ききれないのだが、
ざっくり言うとだな
実は1996年に一度ベトナムに挑戦したのだが、わずか3年で撤退。
諦めない「カメダ」は14年越しに再びベトナムに挑戦し、
・・・
見事・・・・・・・
リベンジを果たしたのだ!!!
ざっくりしすぎたか。 まあ、許してくれ。
まさか、我輩のブログでこんな感動のストーリーで終わることがあるとはな、、、
ふふふ、これだからベトナムはおもしろい。
今日はこれまでだ。
貴様らも日本では味わえないお菓子を見つけたら食べてみるといい。
意外と新たな発見があるかもしれないぞ。
さらばだ