世界遺産「屋久島」神秘の島を巡る旅
日本で初めて世界自然遺産に登録された屋久島。標高1800mの山々が連なる山岳地帯を持ち「洋上のアルプス」とも称されます。
標高と共に多様な変化を見せる自然景観とそこに息づく生態系。原始の息吹を心行くまで堪能できる自然の宝庫です。
日帰りでも訪れる事はできますが、できれば宿泊をして、時間と共に移ろいゆく屋久島の表情とじっくり向かい合ってみてください。
理由その1「優れた杉の生息地」
屋久島は、樹齢4千年の縄文杉をはじめ樹齢数千年以上の屋久杉が数多く生息する、杉の優れた生息地です。島内を散策すると、悠久の時間の経過を思わせる屋久杉の雄大な姿を、島の至る場所で見付けることができるはずです。
理由その2「植物相」
屋久島は海面から山頂まで標高差が2000mあり、小さな島内だけで海岸部、温暖帯、冷温帯、高層湿原の4つの気候帯の植物が垂直分布している珍しい島です。標高が変わるごとに少しずつ変化する植物の様相の発見は、屋久島トレッキングの魅力の1つです。
理由その3「動物相」
年間4500㎜を越える雨量に育まれた熱帯雨林、離島ならではの天敵のいない地理環境など、屋久島の特異な環境下で数多くの動物が固有種として進化しました。ここ屋久島に来なければ出会えない動物も多く生息しています。
