世界遺産「奄美群島」を巡るしま旅
鹿児島県の南、東シナ海に点在する美しい島々(奄美大島、喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島)の総称を奄美群島と呼びます。
長い歴史に翻弄されながらも、それぞれの島固有の風土と自然を尊重し、独自の文化を育んできた奄美群島は、訪れるたびに新しい発見があり、どこか懐かしい気持ちになれます。
ゆるやかに流れる島時間。陽気で開放的な離島の空気。旅人を温かく歓迎するホスピタリティ。奄美群島を旅すれば誰もがこの島々の事を好きになれるはずです。
鹿児島県の南、東シナ海に点在する美しい島々(奄美大島、喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島)の総称を奄美群島と呼びます。
長い歴史に翻弄されながらも、それぞれの島固有の風土と自然を尊重し、独自の文化を育んできた奄美群島は、訪れるたびに新しい発見があり、どこか懐かしい気持ちになれます。
ゆるやかに流れる島時間。陽気で開放的な離島の空気。旅人を温かく歓迎するホスピタリティ。奄美群島を旅すれば誰もがこの島々の事を好きになれるはずです。
世界遺産「奄美大島・徳之島」
奄美大島・徳之島は2021年に世界自然遺産に登録され、世界に誇る宝の島となりました。
「生物地理区の境界線」に位置する奄美大島は、多様な生物が共存する稀有の島として知られ、奄美固有種として進化した動植物が多く存在する事から「東洋のガラパゴス」と呼ばれています。
Amamioshima
手つかずの自然が残る、鹿児島県で最も大きな離島。
四方をエメラルドグリーンの海で囲まれ、マングローブの森がひろがる神秘の楽園として、いま世界中の旅行者から注目を集めています。
奄美大島・徳之島が世界遺産に選ばれた理由はその「生物多様性」にあります。
「生物地理区の境界線」に位置する奄美大島・徳之島は、多様な生物が共存する稀有の島として知られ、世界でもここでしか見られない固有種や絶滅危惧種が生息しています。
温和な冬がある亜熱帯気候、季節風がもたらす恵みの雨に育まれた熱帯雨林、離島ならではの天敵のいない地理環境など、奄美の特異な環境下で数多くの動植物が固有種と進化を遂げ、奄美大島・徳之島が「東洋のガラパゴス」と呼ばれるようになりました。
島の人々が大切に守り続けた美しい自然と貴重な生態系は次世代に受け継ぐべき世界共通の財産として世界自然遺産に登録され、奄美大島・徳之島は世界に誇る宝の島となりました。
@鹿児島県奄美大島
世界自然遺産の島、奄美大島屈指の人気アクテビティがマングローブの森でのカヌー体験です。
豊かな生態系を育み、住む動物たちの生息地であるマングローブは「生命のゆりかご」。奄美の人々が長年大切に守ってきたマングローブに抱かれ、その生命を謳歌する多種多彩な動植物達との出会いは、ここ奄美大島が世界遺産に選ばれた理由を私たちに優しく教えてくれます。
カヌーを漕いでマングローブの森奥までゆるやかに進んでいくと、静寂に包まれた神秘的な空間が広がります。マングローブの森は酸素濃度が濃くマイナスイオンに溢れています。深呼吸をして清々しい空気を体に取り込み、心地よい風を心に感じながら、奄美ならではの非日常体験をお楽しみください。
@鹿児島県奄美大島
世界で奄美群島だけしか製造されていない黒糖焼酎を楽しまなければ、奄美の夜は始まりません。
アメリカ統治時代に奄美の人々が特産品「サトウキビ」の黒糖を焼酎の原料として利用したことから、黒糖焼酎の歴史は始まりました。今では奄美群島の特産品として世界で広く愛されるています。
口に含むと黒糖の優しく甘い香りが広がり、飲みやすいため焼酎初心者の方や女性にもピッタリのお酒です。二日酔いになりにくく、美容や健康に優しいお酒として、幅広い人気を集めています。
黒糖焼酎の口あたりの良い芳醇な甘みと、遠方からの客をもてなす奄美の人々の温かいおもてなしに触れれば、心も体もすっかりほろ酔い気分です。
@鹿児島県奄美群島
「いつかは大島紬を」。そう呼ばれ、世界の着物ファンが袖を通す事に憧れる世界三大織物の一つが、奄美産の高級絹織物「大島紬」です。絹100%の生地を泥で何度も先染めする「泥染め」が特徴。
艶やかな深いツヤ、しなやかな軽さと丈夫さ、着込むほど馴染む着心地の良さと肌触りが、大島紬が愛され続ける理由です。大島紬に紡がれた美しい文様は、奄美の美しい自然を表しています。
奄美大島では大島紬のレンタル体験も行っています。ぜひ憧れの大島紬に袖を通し、奄美の歴史と文化を堪能してください。
@鹿児島県奄美群島
鹿児島県と沖縄県の間に位置する奄美群島は、薩摩と琉球の両方からの食文化の影響を色濃く受けた郷土料理が特徴。長寿に良いとされる島野菜や、周囲の海でとれる海産物、豊かな自然で育てられた豚肉を使って調理されています。
特に奄美を代表する郷土料理が「鶏飯」。ほぐした鶏肉、干し椎茸、錦糸卵、パパイヤの漬物、島蜜柑の皮、きざみ海苔、白胡麻などを白ご飯にのせ、鶏ガラスープをかけて食べる奄美の定番料理は、長年、この奄美で愛され続けてきました。
他にも茹でたソーメンをニラと炒めた「油ソーメン」や、お祝いの時に食べられる「ヤギ汁」、茹でた豚肉を風味高い味噌であえた「豚味噌」など、多彩な島料理とホスピタリティで旅人たちの心とお腹を満たしてくれます。
@鹿児島県奄美大島
アマミブルーと称される美しい海が魅力の奄美大島。透明度の高い海中には美しいサンゴ礁のそばをカラフルな熱帯魚やウミガメが優雅に泳ぎ、海の生き物たちの楽園が広がります。
そんな奄美大島の海をお手軽に満喫するならシュノーケリングがおすすめ。気候も温和で海岸線の波も穏やかであるため、家族や友人と楽しむシュノーケリングは奄美の人気アクテビティ体験。
奄美空港からもアクセス良好な土盛海岸・用安海岸・倉崎海岸などの施設が充実したリゾート海岸から、さらに離島へ渡った加計呂麻島に広がるプライベート感あふれるリゾート海岸まで、多彩なシュノーケリングスポットが揃っています。
@鹿児島県奄美大島
奄美の夜の自然を体感したいならナイトツアーへのご参加がおすすめです。
多種多様の生物が共存する奄美大島の夜のジャングルは、珍しい夜行性動物たちが活動的になり、昼間とはまた違った表情を見せてくれます。暗闇から聞こえてくる動物の鳴き声や風にゆれる木々の音色に耳を澄ませながら、神秘的な奄美のジャングルの探検に出かけましょう。
その後は、奄美の世空を彩る満天の星空観測がおすすめ。奄美大島は都会と比べて空気が澄んでおり人工的な光源も少ないため、美しい星空や流れ星と出会える絶好のスポット。緯度も低いため日本本土では見えない珍しい星座を見つける事も。
奄美の夜の素敵な音色に包まれ、大切な人とロマンティックなひと時をどうぞ。
奄美群島の島々を巡る
鹿児島県の南、東シナ海に浮かぶ奄美群島は景色も風土も色合いも異なり、それぞれの島ごとに違った魅力を持ちます。
奄美群島を巡る「しま旅」は、鹿児島旅行の人気テーマの1つです。
さあ「しま旅」に出かけ、自分の旅のスタイルにぴったりな、お気に入りの奄美群島の離島を探しましょう!
奄美大島
手つかずの自然が残る、鹿児島県で最も大きな離島「奄美大島」。
四方をエメラルドグリーンのサンゴ礁に囲まれ、陸に上がれば亜熱帯植物森が広がるまさに神秘の楽園として、世界中の旅人から注目を集めています。さらに南西部には、町営フェリーや海上タクシーでしか行くことができない加計呂麻島、与路島など美しい島々が点在しています。
世界レベルの手つかずの自然風景と旅人をもてなす奄美独自の文化。一度この島に訪れれば誰もが、奄美大島の事を好きになれるはずです。
喜界島
奄美大島の東方約25km、サンゴ礁が隆起してできた喜界島。そんな島を象徴するように集落には、先人たちが積み上げたサンゴで出来た石垣が今も残っています。
一年を通して温暖な気候で、ハイビスカスやブーゲンビリアなど熱帯に咲く花々を求め、たくさんの蝶が飛び交う光景も、のどかかな喜界島奈良ではの景色です。
百之台公園からは眼下にエメラルドグリーンの海が広がり、奄美十景の一つ数えられる美しい景色に出会えます。
徳之島
「徳之島で生活するように旅してみたい」。そう思わせるのは、徳之島が「長寿の島」といわれているから。同時に子宝の島とも言われ、出生率は日本トップクラス。島全体に生命を大切に育む文化が根付いている、いのち輝く世界遺産の島です。
他にも世界遺産に登録されている手つかずの自然と多様性ある動植物の営み、500年以上の歴史がある闘牛など、島全体に秘めた生命エネルギーを感じることが出来る場所です。
沖永良部島
年間平均気温が22度と温暖で、亜熱帯の花々が咲きる「花の島」。
沖永良部島の観光で注目を集めているのが、地底に広がる大小さまざまな鍾乳洞。鹿児島県の天然記念物に指定されている大規模な「昇竜洞」をはじめ200〜300個も存在し、愛好家の間では「洞窟の聖地」と言われています。
人気アクテビティのケイビング(洞窟探検)では、自然が長い年月をかけて作り上げた神秘の世界をアドベンチャー感覚で体験できます。
与論島
鹿児島県の最南端にある与論島。長い歴史の流れから薩摩と琉球両方の影響を受け、与論島独自の伝統芸能が見られるのも魅力の一つです。
サンゴ礁のリーフに囲まれた透明度の高い海に大小60もある真っ白なビーチは、この場所が日本である事を忘れさせてくれる美しさ。干潮時のみ出現する幻の砂浜「百合ヶ浜」は、与論島が誇る絶景のスポットです。
遠方からの客をもてなす儀式・与論献奉と、フレンドリーな与論島民の優しさにふれる、心も体もほぐれる癒しの旅へご案内します。
奄美リゾートに滞在する
せっかくの奄美リゾートへの旅行。
ワンランク上のヴィラリゾートホテルに滞在して、永遠の思い出に刻まれる素敵な奄美の休日をすごしませんか。
奄美大島
「奄美に暮らすように泊まる」をコンセプトに 滞在できる、とっておきのヴィラ リゾートホテル。
周囲の喧騒とは切り離されたリゾート内にゆっくりと静かに流れる時間は 忙しい日常を忘れさせてくれ、心と体を緩やかにほぐしてくれます。
奄美の西海岸に位置するため、とても幻想的なサンセットを客室から眺められることも、このヴィラリゾートが人気の理由です。
奄美大島
目に見えるものだけでなく、その背景にある奄美大島の魅力を余すことなく表現するディスティネーションホテル。
鹿児島や沖縄のみならず、アジア周辺の国から影響を受けたユニークな奄美大島の伝統的な建築や食体験を、心行くまでご堪能いただけます。
奄美大島で受け継がれた歌や踊りの鑑賞やマリンアクティビティなど、Miru Amamiでの体験は、きっと奄美大島での忘れられない思い出を紡いでくれます。