ウブド旅行特集｜神々が宿る、バリ伝統芸能の中心地

ウブドでは夜になると艶やかな伝統舞踊の舞台へと表情を変えていきます。
バリ文化の華となる伝統舞踊は、きらびやかな衣装に包まれた踊り子たちの、静と動が交差する艶やかな動きと表情豊かな目がうっとりするほど美しく神秘的で、世界の人々を魅了しています。

レゴンダンス

宮廷での鑑賞舞踊を発端としているレゴンダンスは、美しい手の動きやくるくると変わる目の動きに魅了されること間違いなしです。
きらびやかな衣装を身にまとった女性が、洗練された優雅な舞を見せてくれます。世界的に評価を得ている舞踊団体「ティルタ・サリ」が有名。

バロンダンス

バロンダンスは昔から災いの儀式として行われてきました。バロン（聖獣）と邪悪なものを象徴する魔女との果てしない戦いをモチーフとし、人の心の葛藤を描いているとも言われています。
相対する善と悪が消えることはない、どう対峙していくかというバリヒンドゥーの世界観を感じられます。

ケチャックダンス

『サンヒャン』と呼ばれる宗教儀式において、神様が降臨してくるための音楽として男性が大勢で合唱することを起源とし、特徴的なリズムを刻み続けます。

ガムラン

大・中・小のさまざまな銅鑼や鍵盤打楽器による合奏の民族音楽ガムラン。
多様な楽器によって生み出される合奏は、両面太鼓と主旋律を奏でるウガルに導かれて、一糸乱れぬダイナミックなハーモニーが生み出されます。
心魂を揺さぶる躍動的な音のうねり、その神秘的なハーモニーは、心の琴線に響き渡ります。

古代バリ島では、絵画の殆どがヒンドゥーの神話やインドの抒情詩をモチーフにした宗教画であり、王宮や寺院の「装飾」として捧げるものとして描かれていました。
1900年代、ウブドの美しさに魅せられた西洋画家たちが移り住むようになり、バリ絵画は「装飾」から「絵画」へと変化を遂げました。
西洋の高い絵画技法を学んだバリ島の人々は、美しい田園風景から島の生活や祈りの儀式、人々表情を、遠近法と豊かな色彩を用いて表現しました。
ウブドに点在する美術館にはバリ古典絵画から、この街を愛してやまなかった西洋人画家がインスピレーションを受け創作した近代アートまで、様々な名画コレクションが展覧されています。

ネカ美術館

バリ島を代表する美術収集家ワヤン・ネカ氏が所蔵するコレクションが展示されたバリ最大級の美術館。「バリ芸術文化の父」ネカ氏のコレクションだけあって、近代から現代までのバリ島絵画が幅広く、膨大な数で展示されており、見応えも抜群。
時代別テーマを設けた展示室に分かれているため、時代とともに変遷するバリアートの歴史背景を追うことが出来ます。1日ゆっくりバリ絵画の世界に浸って下さい。

プリ・ルキサン美術館

戦前から戦後にかけて歴史的に貴重な作品が多く展示されている美術館。王宮のレリーフを手がけたグスティ・ニョマンの作品も観ることが出来ます。古典絵画から近代的なものまで幅広いコレクションが揃えており、バリ島美術の保護にも貢献しています。ワークショップでは絵画体験もできます。

ブランコ・ルネッサンス美術館

バリ島の奇才：アントニオ・ブランコの作品を展示する美術館。美術館そのものがまるで一つの作品のようなユニークなレイアウトの配置は天才アーティスト・ブランコ自らがデザインを手かげたもの。ブランコ氏が使用していたアトリエも残っており、当時の氏の筆使いの息吹が聞こえてきそうです。

「バリ島の人々は生まれながらにして、みな芸術家である」という言葉があるほど、バリ島の人々にとって芸術は深く関わり合いがあり、庶民の生活に根付いています。
村で特色あふれる手工芸をはぐくみ、古くからの伝統工芸の技を受け継いだ暮らしを営んでいます。また工芸品の工房や、バリ雑貨を販売しているショップがず多くあります。
ウブド周辺の伝統工芸の村を訪ねて、バリ島の人が大切に守り続けてきた珠玉の伝統工芸の数々、そしてバリ職人たちの美意識に触れる旅へと出かけてみてはいかがでしょうか。

バティック

インドネシアを代表する伝統工芸バティックはろうけつ染の布地。かつて外洋交易の中でインドから伝えられ、古代ジャワ島では王宮文化を象徴する高貴なものでした。
溶かしたろうで絹や綿などの布地に、花・蝶・幾何学模様など繊細で精緻な図柄を描いて染めていきます。「ジャワ更紗」とも呼ばれるその美しさは華やかで洗練され、多くのバリ島女性に愛され続けています。
時代とともに模様は少しずつ変わり、現代風のファッショナブルなバティックも見ることが出来ます。

チュルク

世界でも有数のシルバー細工として知られる村。
熟練の鍛冶職人が丹念に1つ1つ手作業で仕上げた煌びやかなシルバー製品は、まるで刺繍のように繊細で壮麗な逸品。伝統色の濃い装飾品からモダンアクセサリーまで豊富な種類が揃います。

トパティ

バディックの産地として有名な村。
花鳥風月が揃う風景模様から、バリ古典の図柄、インドネシア各地のデザインまで、多彩なバディックが揃っています。様々な模様を美しく染め上げた、肌さわりの良いバディックはお土産用にも自分用にも最適です。

バトゥブラン

石彫で有名な村。村中の至る場所に緻密なレリーフや石像がずらりと並び、異国情緒漂う特別な雰囲気を感じさせてくれます。
王宮や寺院で使用される装飾や石像から、家庭用の灯籠や置物まで大小様々な石像が並んでいます。街道沿いに並ぶ一つ一つの彫刻のどれもが精緻で芸術性が高く、眺めているだけでも楽しい気持ちになります。

ウブド郊外には緑香るライステラスが広がります。まるで絵葉書のように山の麓一面に美しい曲線を描きながら広がるパノラミックな田園景色は、日本の原風景に似た懐かしい雰囲気が感じられる、心癒される絶景です。
「ユネスコ無形文化遺産にも認定された独自の水利システム「スバック」により生み出されたライステラスは、水とともに生きる生活を脈々と受け継いできたバリ人の伝統の香りが漂います。
そよ風が漂う緑のライステラスや、小川のせせらぎが聞こえてくる渓谷など、ウブドの自然を感じるバリ島ならではの特別体験プランをご紹介します

寺院や遺跡に様々な動物の石像があるように、動物との関わりがとても深いバリ島。その文化からか、バリ島内には動物と触れ合えるサファリやパークが盛りだくさん。
その中でも、象の背中に揺られて自然の中を散歩できるエレファントライドは、子供から大人まで人気のアクティビティです。

エレファントキャンプ

バリ島の緑溢れるジャングルや田んぼの大自然の中を、スマトラ象の大きな背中に乗ってゆっくりとお散歩！！
絶滅危惧種のスマトラ象を保護しながら知識を深められる施設として人気を集めています。

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タロ村 エレファントライド

ウブドから北に40分程のタロ村にあるエレファントパーク。バリ島で唯一象に特化したサファリパークは、まさに『象の楽園』です。
よく手入れされたパーク内にはエレファントライドだけでなく博物館や宿泊施設までが揃います。

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バリ動物園 エレファントライド

動物たちとの触れ合いが楽しめる動物園BALI ZOO。象以外にも75種類以上の動物が緑豊かな熱帯ジャングルの中で生活しています。
エレファントライドでは園内を象に揺られて散歩し、最後は水の中へイン！！

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ダイナミックな岩の渓谷や神秘的な滝を眺めながら刺激的に川下りを楽しめるラフティング！
ラフティングの途中には、悠然と広がる熱帯雨林と生命を謳歌する野生動物たち、切り立った断崖に佇む神聖なヒンドゥー寺院など、バリらしい風景が待っています。
家族や友人とウブドの自然を満喫できるアドベンチャーへと出かけましょう！

アユン川ラフティング

美しい景観で有名なウブドのサヤンテラスを流れるアユン川で、約10kmの川下りを楽しみます。
激流にあわせてボートを漕ぎ出したり、急流すべりで絶叫したり、穏やかな自然の中で心癒されたり…心ゆくまでウブドの自然を満喫しましょう！
比較的緩やかな流れのアユン川は、初心者の方や家族向けにおすすめです。

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トラガワジャ川ラフティング

バリ島の最高峰アグン山の清流が流れだすトラガワジャ川は、大小さまざまな急流が絶え間なく続き、エキサイティングな体験が待っています。
最後に待っている高さ4mのダムを一気に駆け下りるラフティングは絶叫必死のスリル満点！！
中級車やスポーツ派向けのハードなコースとなっています。

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