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霊峰アグン山を模した美麗な多重塔が林立する、バリ島で最も美しい寺院
高くそびえる10基の多重塔-メル-が整然と立ち並ぶ姿が象徴的な世界遺産。バリ島の中でも最大規模、そして最も美しいヒンドゥー寺院と称されています。
「美しい庭園」という意味を表すタマンアユンの名が示すように、割れ門をくぐった寺院内では、長く続く石畳の回廊や南国の花々が咲き誇る庭園、穏やかに流れる小川など風光明媚な庭園をめぐることが出来ます。なかでも「神が降臨する場所」として崇められている11層のメルが立ち並ぶ姿は、絵になるほど神聖な光景です。
またここは縁結びの神様が棲む場所され、大切な人との縁を結んでくれるご利益があると考えられています。芝生が敷かれた庭園内の木陰ででくつろぐカップルの姿もしばしば見かけられます。
寺院全体に満ちた荘厳な雰囲気と、南国ならではののどかな庭園風景を感じることが出来る世界遺産です。
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- 時を経て、今に蘇る荘厳なヒンドゥー寺院
- 1600年代、当時最大勢力を誇っていたメングウィン王国の護国寺院として建立されたのがタマンアユン寺院。
王国が滅亡した19世紀後半にタマンアユン寺院は一時期荒廃しましたが、1937年に修復されて現在の美しい姿を取り戻すとともに、バリ島の人々の心の拠り所として大切な祈りの場所となっています。
今に蘇る古刹タマンアユン寺院の美しい回廊を巡れば、はるか300年前のバリ島王朝の栄華に人々の祈りの想いを重ね合わせる事ができるはずです。
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ジャティルイ ライステラス
Jatiluwih Rice Terrace
神と自然が調和した、人々の営みを感じる棚田
壮大なライステラスを利水する「スバック」が世界遺産に登録されたジャティルイ ライステラス。山の麓一面に美しい曲線を描きながら360度に広がる、パノラミックな田園風景の景色は圧巻です。
水とともに生きる生活を脈々と受け継いできたからこそ、今に残るライステラスの風景は圧巻。1000年以上も続く、人と自然、そして神との調和によってもたらされたバリ島ならではの緑香る自然景観です。
豊穣な大地と「スバック」が作り上げた緑眩しいジャティルイのライステラス。まるで絵葉書のように一面に水田が波紋を描いて広がるのどかな景色は、日本の原風景に似た懐かしい雰囲気が感じられる、心癒される絶景です。
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- 緑香る棚田がオレンジ色に染まる瞬間
- 緑眩しいライステラスは、夕暮時には夕焼けに照らされ一際美しく映えます。
特に棚田に水を張った季節には、水が鏡のように光を映し、世にも美しい夕暮れ時の絶景を演出します。夕日が傾くにつれて、棚田の水面が鮮やかなオレンジ色に染まっていく景色は、とてもノスタルジック。バリ・ヒンドゥー教の哲学に基づいた「スバック」によって作りあげられた重なる棚田の造形、そして水面と夕陽が重なった瞬間に生み出される神秘的な世界は、とても美しく感動的な景色です。
牧歌的な田園風景が日本の原風景に似た懐かしい雰囲気を呼び起こし、私達日本人の心に郷愁を誘ってくれます。
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王家の歴史を静かに見守る、バリ島最大の岩窟寺院
バリ島最大規模の一枚岩をくり抜いて作られた神秘的な岩窟遺跡。傾斜に富んだ田園風景を抜けるとパクリサン川の美しい渓谷の対岸に、11世紀に作られた王族の壮大な墳墓を目にする事ができます。高さ7mを超える石窟遺跡の迫力は圧巻の一言。
発見に至る長い年月の間、深い谷間の底に眠っていた「王家の谷」グヌンカウィ遺跡には、未だに多くの謎が秘められています。王族を祀るための巨大墓石説や、王や王妃や死後の世界から復活するように祈願して作られた記念碑説など、様々な憶測とともに歴史学者の関心を高めています。
グヌンカウィ遺跡に漂う静謐な空気からは、瞑想を大切にしていた王族の暮らしを、時を経て今も感じることが出来ます。
巨大な岩石を削って石窟が彫られる建築様式は、インドのエローラ・アジャンター遺跡をはじめ、中国の莫高窟やアフガニスタンのバーミヤンなど、アジア各地の宗教遺跡でも見られます。シルクロードを経由してこの建築様式がバリ島に伝来されたと考えると、宗教信仰への畏敬と遥かなる歴史ロマンを感じざるを得ません。
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- グヌンカウィ・スバドゥ寺院
- 森林の中にひっそり佇むように建つ静寂に包まれた荘厳な雰囲気の寺院。苔のむした境内が時代の流れを感じさせる、心地よい静寂に包まれたヒーリングスポットです。
バリ島全ての水を司るヴィシュヌ神を奉る、澄み切った聖水が湧き出るパワースポットとして有名で、寺院内の様々な沐浴場や池から湧き水が流れており、地元の人々が日々聖水を求めてムルカット(沐浴)に訪れます。
ティルタエンプル寺院と比較して観光客が少ない穴場スポットであるため、静寂の中でゆっくりと寺院観光や、心癒やされる散策ができるのも嬉しいヒーリングスポット。
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聖なる水が流れるバリ島屈指のパワースポットとして有名な沐浴場
「神々が棲む島」と呼ばれるバリ島は、島全体がパワースポットといわるほどエネルギーが強く、各地に神聖な寺院や景勝地が点在しています。
数あるパワースポットの中でも有名なのが、山間に位置するティルタエンプル寺院。「ティルタ=水、エンプル=聖なる」の名前が示すとおり、霊峰アグン山を源泉とする聖水が湧き出る神秘の寺院です。緑豊かな熱帯雨林に囲まれた荘厳な佇まいのバリ・ヒンドゥー教寺院に一歩足を踏み入れれば、この場所が特別なパワースポットであると感じられるはず。
湧き出る聖水には様々な厄や病魔を浄化すると言われており、世界中から敬虔な教徒たちが沐浴でパワーをチャージしに、ティルタエンプル寺院へ参拝に訪れます。湧き出す聖水とともに沐浴で体を清め、熱心に祈りを捧げる人々の姿は「水とともに生命を宿す」バリ島ならではの神秘的な景色。
ボコボコと湧き出る水のパワーをじかに感じられるティルタエンプル寺院の境内。透明ながら碧く深い緑の水面には吸い込まれそうな神秘性があります。
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- ムルカット(沐浴)
- バリ島の人々は沐浴のことをムルカットとよび、宗教的行事としてとても重要視しています。聖水で沐浴を行うことで心身を清め、体内から浄化する意味を持ちます。
ティルタエンプル寺院では観光客も沐浴を体験することが出来ます。神秘的なパワーを秘める聖なる泉で沐浴を行い、心と体の穢れを落とす禊をつけましょう。
ただし宗教行事のため、作法・手順を正しく守らなければなりません。ガイドの説明を聞き、敬意を払った上で正しく沐浴を行いましょう。
バスタオル、着替え、濡れた服を入れる袋を持参も必要です。
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ウルン ダヌ バトゥール寺院
Ulunh Danu Batur
水の女神デゥイ ウルン ダヌに出会う「雲上の寺院」
バリ島の北東部、標高1459mのキンタマーニ高原の中腹に佇むバトゥール寺院には、バリ島全土の水を司る守護神デゥイ ウルン ダヌが祀られてた最高寺院。ブサキ寺院についで2番目に重要な寺院とされています。
バリ島屈指の大きさを誇る寺院内には、黒色の多重塔-メル-が立ち並び、その景色は壮観。ヒンドゥー教様式の寺院だけでなく、仏教寺院、中華式寺院などが混在しているのも、長い歴史の中で多くの文化が交わったバリ島ならではの興味深いポイント。
ウルン ダヌ バトゥール寺院から眺める景色は特に素敵。遥か眼下にはバトゥール山やバトゥール湖のパノラミックな眺望が見渡せます。緑豊かな熱帯雨林とコバルトブルーの湖、そして青く澄み渡る青空のコントラストがとても素敵なキンタマーニ高原の景色です!心が洗われるような清々しい気持ちになれる、美しい自然に出会えるはずです。
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- 湖上に浮かぶ幻想的な古刹ウルン・ダヌ・ブラタン寺院
- バリ島北部、避暑地として人気のブドゥグル高原のプラタン湖の畔に佇む神秘的な寺院。湖の小島に作られた11層と3層のメルは、雨季になると水面が上昇し、あたかも湖の上に浮かんでいるような神秘的な景色へとかわります。
特に夕暮れ時には、湖をあざやかなオレンジ色に染める夕陽をあびて、美しいシルエットを浮かべる幻想的な姿に。その凛とした佇まいはため息が出るほど美しく、タナロット寺院と並ぶバリ島屈指の古刹として有名です。
ウブド市内から車で1時間30分とアクセスが難しい場所ですが、湖に浮かぶ美しい姿はその価値があります。