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デリーから南西へ266km、ラジャスターン州の州都ジャイプールは、渇いた砂漠の大地の上に色鮮やかなピンクの町並みや壮麗な宮殿跡が残る古都として、女性から絶大な人気を集めている観光都市です。
別名「ピンクシティ」と呼ばれ、旧市街の街並みは全て赤がかった鮮明なパールピンクで統一され、吹き抜けるような青空とのコントラストが非常に美しい街です。この街がピンクになった背景として、1876年に英国王子アルバートの訪問を歓迎するために、街をピンク色に塗りかえたのが始まりです。
お洒落なピンクの街並みや華麗な宮殿、伝統工芸品が並ぶショップなど、個性豊かなラジャスターン文化が彩るジャイプールの街並みは、どこを歩いても女性の心をくすぐるカワイイ出会いが待っています。
ラクダの蹄の音と行き交う行商人、空に続く祈りの声とアジアの喧騒、焼きたてのケバブの香ばしい匂いがする迷子になりそうなバザール、華麗な宮殿に舞うラジャスターンの踊り子達。夢に思い描いていたエキゾチックな砂漠のオアシス「ジャイプール」で、誰にも知らない異邦人になってみませんか?
南アジア世界とイスラム世界を結ぶ交通の要衝として重要な役割を果たし、繁栄を築いてきた「砂漠のオアシス」ラジャスターン州。
「文明の交差点」として多様な文明・民族・宗教・価値観が混然と入り混り、独自の文化が色濃く残るジャイプールの街はとてもエキゾチック。
ラクダが闊歩し、艶やかなサリーを着た女性が行きかうジャイプールの街は、魅惑のラジャスターンの世界への入り口です。
丘陵に浮かぶ豪奢なラジャスターン宮殿
インド、ペルシア、トルコをはじめ様々な民族が行きかう交通の要衝であったラジャスターン州の丘陵地帯に、ラージプート王族が6つの強固な城塞を築き、砂漠のオアシス都市群として完成させたものが世界文化遺産「ラジャスターン州の丘陵要塞群」です。
ラージプートの王が16世紀に築いたアンベール城は、その丘陵要塞群中でも特に都市機能を兼ね備え、都として150年の繁栄を築いた華麗にして壮健な城塞宮殿です。
丘陵に沿うように造られた堅牢な城壁が囲う外観に比べ、ペルシャ様式とヒンドゥー様式が融合した独自のラジャスターン様式で彩られたアンベール城内は、マハラジャの栄華の面影を残す壮麗優美な内装になっています。
アンベール城名物の象のタクシーに揺られて、階段を登れば気分はすっかりマハラジャです!城郭からの市街へのパノラマビューや、山頂レストランなどとても眺めがよく、また日陰も多いため、のんびり観光できる世界遺産スポットです。
精緻な幾何学模様のフレスコ画が刻まれ「世界一美しい門」と称される城門。ムガル帝国の影響を受け、繊密なアラベスク模様や淡い色使いの草花模様で彩られたイスラム様式を取り入れながら、象頭の神ガネーシャが描かれているのもラジャスターン様式ならでは。
ガネーシャ門をくぐると、幾何学模様で構成されたシンメトリーが見事なイスラム調の庭園に囲まれ、無数の鏡が埋め込まれた華やかな「シーシュ・マハル」があります。
姿を見せることを禁じられた宮廷女性のための宮殿
ピンクシティと称されるジャイプールの中でも一際目を引く優美なファサードが「風の宮殿:ハワー
マハル」です。まるでおとぎ話の世界に出てきそうな優雅で独創的な外観には、通りに面して953もの整然と並んだ格子造りの窓がはめこまれて、この窓から宮廷女性達が姿を見られることなく市内の様子を眺めたり、祝祭の様子を見物していたようです。
ラジャスターン独特の様式で作られた女性心をくすぐる宮殿内の窓からは、その名前のが示すように風(ハワ)の通りがよく、心地よく循環し涼しく保つ機能があったようです。
風の宮殿にきたなら、ぜひ中に入って回廊を登ってジャンプールの街を一望できる塔に登りましょう。この壮麗な宮殿から決して外を出ることを許されなかった女性たちが、この場所からどのような思い出で街を眺めていたのか、宮殿を駆け抜ける風(ハワ)と共にその思いに馳せるロマンチックなひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか?
ハワーマハルに隣接する野外天文台ジャンタル・マンタルもぜひ立ち寄りましょう。マハラジャにして天文学者であったジャイ・スィン2世が築いた天文観測所であり、敷地内には16もの天体観測があり摩訶不思議な空間が広がります。時刻や子午線、太陽周回軌道や星座の位置を計測が出来、これらを元に暦の作成や天候を予測し、ジャイプールの統治や祭儀に利用されました。280年を経た今もなお観測に利用されています。
ジャイプールの街を一望できる絶景スポット
小高い丘の上にあり、市街を一望できるスポットとして地元カップルの定番デートスポットであるナルガール城塞。市内から車で30分ほどの場所にあるこの要塞から眺めるサンセットの美しさはまさに格別。夕日によってオレンジ色に染まるピンクシティの風景は、砂漠の国ラジャスターンならではの異国情緒を感じられるエキゾチックな絶景です。
またジャイプールの街の灯が神秘的に煌く夜景は、まるで宝石をちりばめた様な美しさ。
麓から風に乗って聞こえてくるジャイプール市街の喧騒がどこか遠くの存在に感じられる静寂に包まれたナルガール城塞は「世俗から乖離された蜃気楼に辿り着いた」そんな気さえ感じさせる神秘的な場所です。
ナルガール城跡を訪れる途中に見かける「水の宮殿」ジャルマハル。マンサガール湖上に浮かんでいるように見えますが、実際は5階建ての建物の最上階部分が湖上から出ているだけの神秘的な宮殿です。
夕暮れ時の水面が穏やかな時間には、琥珀色にそまる宮殿が湖畔に映し出され、1日で最も美しい憧憬に出会えます。また月夜に照らし出され浮かび上がる神秘的なジャルマハルも、砂漠のオアシスであるラジャスターンならではの幻想的な佇まいです。
世界遺産アンベール城をはじめ、お洒落でかわいい街ジャイプールの観光へご案内致します。
日本語ガイドが観光地の見所を丁寧にご案内するため、より深くジャイプールの歴史と魅力が理解できます。
またジャイプールを含む人気のインド周遊旅行にも、日本語ガイドが安心のサポートで効率よく安全にご案内致します。
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ジャイプール旅行の魅力のひとつが、憧れの宮殿ホテルに宿泊する事です。
かつてのマハラジャが自らの理想を求め、贅の限りをつくして建設をした壮麗なパレスを改装したホテルの内装はまさに豪華絢爛。
王家ゆかりの調度品に囲まれて、まるで砂漠の王妃のような夢見心地の気分になれる、そんな極上の贅沢滞在をお約束します。
気品と品格にあふれたインド最高峰の宮殿ホテル。マハラジャ自らがその贅の限りつくし設計をした豪華絢爛なホテル内は、格式高いレストラン「スヴァルナ・マハル」など施設も充実。
かつてのマハラジャ邸宅を改装した4つ星宮殿ホテル。比較的リーズナブルな価格で、憧れの宮殿ホテルに滞在が可能。大理石張りのラジャスタン風仕上げの客室は豪華絢爛な造りです。
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市内中心部に位置し、快適で機能的な滞在が出来る清潔感のあるホテル。宮殿ホテルではありませんが、レストランやスパも揃っており観光にもビジネスにも最適の大型ホテルです。
街全体がピンクに彩られたジャイプールは、女子心をくすぐるお洒落な出会いがいっぱい!
ジャイプール屈指の宮殿ホテル「タージ
ランバーグ パレス」が誇る女子旅にオススメのホテル施設をご紹介。
宿泊をしなくても、宮殿ホテルの魅力やホテル内装の雰囲気を体感できるのも嬉しいポイント♪
女子憧れの宮殿ホテル「ランバーグ パレス」のテラス・カフェで、美しいパティオや豪華なインテリアに囲まれながら、プリンセス気分で優雅なハイティーのひと時をお楽しみ下さい。
宮殿ホテル「ランバーグ パレス」が提供する極上スパ。かつてのマハラジャの王妃達も愛用をした伝統のオイルやパウダーを使用した贅沢トリートメントで美しさを磨きあげます。
王家ゆかりの調度品に囲まれた気品と格式を誇る高級レストラン。ジャイプール屈指の贅沢なラジャスターン料理をご提供。ぜひお洒落をして大切な方との特別な一夜をお過ごし下さい。
ジャイプールまで来たら、ひとあしを伸ばしてジャイプール郊外の街を訪れるのもおすすめ。
湖上の宮殿ホテルがあるウダイプル、砂漠に煌く黄金の街ジャイサルメール、青が映える街ジョードプル。
ラジャスターンの伝統文化が息づく個性豊かな砂漠シティ。遥かガンダーラまで続く、インドの西の果ての絶景に出会う旅へご案内します。
砂漠の地のオアシスを思わせる風光明媚なレイクシティ。湖上に浮かぶ壮麗な白亜の宮殿の優雅な美しさは格別。湖畔のホテルで優雅なリゾートライフをお楽しみ頂けます。
砂漠に煌く城塞都市。東西交易の要衝として栄えた街には黄砂岩製の家が並び、その街並みが太陽に照らされ黄金に輝く事からゴールデンシティと称され、中世の佇まいが今も残ります。
タール砂漠東の玄関口の青い街。城壁に囲まれた旧市街は青色の建物が多く立ち並びます。
ラジャスターン人の生活が垣間見れる独特の雰囲気のブルーシティに迷いこみませんか?